綾川町一般廃棄物最終処分場についてご説明します。

公開日 2014年04月01日

最終処分場のことは決して一部の地域のことではありません。

正しい認識で処分場の必要性を理解いただければ幸いです。

 

綾川町一般廃棄物最終処分場は綾川町西分地区に設置された廃棄物の最終処分場です。

綾川町民が出した可燃ごみと旧国分寺町民が出した可燃ごみが焼却されて灰になり、埋め立てられるための施設です。

 

施設概要 管理型一般廃棄物最終処分場

埋立容量 45,300

埋立開始 平成1512

埋立物  可燃ごみの焼却残渣(高松市西部クリーンセンタにより焼却された後の主灰)

埋立終了予定年 平成37年度を予定

 

地域環境に対する誤解や偏見から来る無責任な風評は、

            多くの人を傷つけるだけにとどまらず

施設が綾川町民にもたらす恩恵を自ら摘み取る行為であるともいえます。

 

最終処分場は正しく管理されており、地域の皆様はもとより、綾川町民の皆様にも安心安全な施設であること知っていただきたい。

 

そこで・・・

   皆様にご理解をいただきたい

・・・最終処分場のなぜ?どうなの?・・・って思う6つの疑問

 

 

Q 一般廃棄物の処分場って言うけれどもいったい何が持ち込まれているの?安全なの?

A 一般廃棄物とは法律で定められた20種類の産業廃棄物(燃え殻、汚泥、廃プラチック、廃酸、廃アルカリ等)以外の廃棄物を言います。具体的には旧国分寺町分と綾川の家庭から出た『可燃ごみ』のうち、高松西部クリーンセンターで燃やしたときに出る焼却灰が持ち込まれています。西部クリーンセンターでは埋立に問題がない焼却灰であるかどうかの判定を重金属の溶出試験やダイオキシンの濃度を測り確認しており、その安全性が確認されたものが搬入されております。

 

Q 埋め立てた廃棄物に触れて出てくる水(浸出水)が地下に漏れ出てくるのでは?

A 埋立地の底や側面には、浸出水が地下に漏れないように法令に基づいて「遮水工」という施設が作られています。具体的には廃棄物処理法の基準による、2重遮水で安全を確保するとともに、その上を50cmの花崗土で覆い、シートが破れることを防ぐ対策がされています。

 

Q 出てきた浸出水はどうなるの?

A浸出水の処理方法は、埋立地の底に水を集めて排水する管を入れ、浸出水はこの管を通って浸出水調整池に溜められ、その後水処理施設で処理します。処理された浸出水は、法令に定める基準以下となって浄化されて放流されます。放流の水質は町のホームページで確認できるようにしております。

 

Q 河川や地下水が汚染されていないことをどのように確認するの?

A 法令にしたがって河川への影響は、5項目を月に1回、41項目を年1回測定します。地下水については塩化物イオンを月1回、25項目を年1回測定します。塩化物イオンは2箇所の検査用井戸から地下水を採取し、この変化に注視することで、地下水汚染の有無の判断指標としております。

 

Q 処分場で悪臭やはえや蚊などの害虫が発生したりするのでは?

A 埋め立てる焼却灰は無臭ではありませんが、その上に覆土が行われ実質臭いはほとんど感じることがないといえます。また害虫が発生することもありません。

 

Q 処分場の維持管理が適切に行われる保証は?

A 処分場は一般廃棄物処理施設技術管理者の資格を持つものにより適切に管理運営を行い、安心安全な施設にするため、管理主体となる町では水質調査を公表し、希望者には見学受け入れも行い、ガラス張りの運営をしていきたいと考えております。

 

 

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TEL:087-876-1114