公開日 2025年08月01日
セルフメディケーション・OTC医薬品について
◆セルフメディケーションについて◆
セルフメディケーションとは、「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」(WHOの定義)です。
健診などで自分の身体の状態を定期的に把握することや、軽い体調不良には、OTC医薬品(市販薬)を活用して自分自身の健康維持や病気の予防・治療にあたることもセルフメディケーションの一つです。
◆OTC医薬品について◆
OTC医薬品とは、薬局やドラッグストアで購入できる医薬品です。
1.一般用医薬品 医師による処方箋なしに購入できる医薬品
2.要指導医薬品 医師による処方箋は必要ないが、薬剤師からの説明、指導が義務付けられている医薬品
一般用医薬品および要指導医薬品のうち、医療用(医師によって処方される医薬品)から転用された医薬品は、スイッチOTC医薬品とよばれています。
購入する際には、薬剤師などに相談のうえ、日々の健康管理にお役立てください。
◆セルフメディケーション・OTC医薬品利用の効果◆
1.健康管理の習慣が身につく
2.医療や薬の知識が身につく
3.病気により、医療機関で受診する手間と時間が省ける
4.通院が減ることで、全体の医療費の増加を防ぐ
食事に気を使う、休養をしっかり取る、定期的に健康診断を受診する、ちょっとした体調不良時やけがの時にはOTC医薬品(市販薬)を利用して早めに体調を整えるなど、日ごろから自分自身の健康維持に努めましょう。